痛絵馬の制作、線が滲まないように撥水スプレーを使ってみた。

イラスト

この前白川郷へ行ったときに絵馬を描いてほしいと渡されたので、久しぶりに直接絵馬に絵を描いた。

昔一度だけ直接絵馬に絵を描いたことあるけど、線が滲むのと、ペン先が板の段差に引っ掛かったりして発狂しそうになったので、それ以降は水転写シートを使ったり印刷に出したりなどして直接描いてなかった。

ググって調べると「フッ素系の撥水スプレー」を使うと線が滲まないらしい。

ホムセンの端材コーナーで30円の板切れを購入していろいろ試してみた。

撥水スプレーを使うと、主線に関しては「コピック マルチライナー」で滲まずに描けた。
ゲルインクのボールペンなども試したけど、滲みはしないけど下書きを消すときに消しゴムで伸びるので止めておいた。

今回は色も塗ってみたい。
けどコピックってもう持ってないので、セリアで2本110円のコピックのパチもん、アルコールマーカーを買ってきた。
ブレンダーは試したら主線が滲んだので結局使わず、実際使ったのは4色だった。


下書きはパソコン上で行って、プリントアウトした下書きと絵馬の間にダイソーで買った「カーボン紙」を挟んで転写。
ダイソーのカーボン紙は消しゴムで消せる。と聞いたけど、板に対しては薄くなる程度かなぁ。
試してないけど撥水スプレーしてからカーボン紙で転写すれば、消しゴムで消えやすくなるかも?

下書きを転写したら撥水スプレーを使ってからペン入れ。

コピック マルチライナー0.8と0.3があるのに、0.8でほぼペン入れをしてしまって線がちょっと太くなった。
0.8くらい太いとペン先が板に引っ掛かることがなくて線は引きやすい。
せめて顔の中のパーツだけでも0.3を使うべきだった…。

ペン入れが終わった状態。
撥水スプレーはバイク用品で使っていた物。ホムセンで買うとこのサイズの撥水スプレーは800~900円くらいかな。

色を塗る前に再度撥水スプレーを使う。撥水スプレーって擦ったりすると結構簡単に剥がれてしまうらしいので。

色を塗ったら主線が滲む…。
あれぇ!? 紙や板で試したときは大丈夫だと思ったのに…。

後で調べてわかったけど乾燥時間が足りなかった可能性が高い、半日くらい置いてから軽く消しゴムをかけて表面の顔料成分を落とさないと駄目っぽい。


完成した絵馬はこんな感じになりました。

絵馬に絵を描くのは難しいなぁ…。
そもそもずっと板タブでしか絵を描いて無くて、手元を見ながら絵を描くのが久しぶりすぎる。

正直いろいろ失敗した部分があるので、もう1枚描けばある程度理想通りになるかもしれない。
けど面倒だから直接はあまり描きたくないなぁ…。
でもせっかくアルコールマーカーとか買ったので、もう1枚くらいはそのうち描いてみるか。

自分用メモとして0.8でペン入れは太すぎるので、0.3でペン入れする。それかせめて0.5買う。
ちゃんと線の入り抜きを意識しないと微妙なので気をつける。
ペン入れ終わったら半日は放置して軽く消しゴムかけてから色を塗る。
ピンクと肌色の色味が逆に感じる、試し書きをしてから使う。

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