TUTORO チェーンオイラー 取り付けから試走

バイク

※前回の記事の続きです。

TUTORO チェーンオイラー 海外通販して商品到着まで
バイクの自動チェーン給油装置、チェーンオイラーを購入した。 購入したのはTUTORO Chain oiler チェーンオイラーはスコットオイラーという製品がメジャーなのだが、スコットオイラーはキャブレターの負圧でオイルの吐出量を調整する仕組...

TUTORO チェーンオイラーの説明書に日本語の表記は無いので、Youtubeに上がってる公式の取り付け動画を見れば言葉分からなくても理解出来る。

TUTORO チェーンオイラー本体の大きさは、大体縦10cm・横4cmくらい。
本体は垂直になるように設置しないといけないのがネックで、セロー250の場合はタンデムステップ部分にしか付けれそうな場所がない。

結局使うことのないタンデムステップを取り外して、タンデムステップの固定する部分に本体を取り付けた。
サスが沈んだときにスイングアーム・チェーンカバーなどに当たらないかだけしっかり確認。

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真後ろから見るとタンクが内側に傾いてるけど、これ以上垂直にしようとすると揺れたときにタンクとすぐ左にあるフレームが当たりそうなので妥協した。

ホースはフレームに沿ってからスイングアームに持って行こうとすると、オイラーの水面よりも高いところを通ることになっちゃうので、真っ直ぐ下に落としてスイングアームの裏・下を通してスプロケへ。

セロー250はオフ車だからか、スプロケとチェーンを保護する小さなカバー「サポートチェーン」という部品が付いてるけど邪魔なのでこれも取り外し。
これを取り付ける為の土台になってた場所を活用した、四角い穴の部分にノズルを通してノズルの位置固定にも活用。

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ホースの先のほうには中に針金が入っていてグニグニ曲げて固定出来て便利だけど、肝心の先っぽのノズルはただのプラスティックなので角度の固定がしにくかった。
本体の固定位置の調整や、ホースの取り回し方法を悩んだりで結構時間が掛かった。

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オイルはエンジンオイルを使用、ホンダのG1で粘度は10W-30。
エンジンオイルを使っている人が多いし、ホムセンなどでも売ってる、キャップ付きで注ぎやすい形だしこれでいいかなと。

TUTORO チェーンオイラーDelux editionを買うと付いてくる純正オイルだと排出量の調整はバルブを一回転半らしい、それで1分1滴のオイル排出量になり30時間で空になる。

30時間だと街乗りで1時間40~50キロ走ったとすると、1200~1500キロオイルが持つ計算に大体なるのでこれを目安として、1000キロ以上走れるように調整をしてみる。
ただオイルは気温によって粘度が変化するので、公式の説明はどの季節のことなのかは分からない…。

本当はオイルの減った量で判断しないで、本体上部の重りを持ち上げて1滴垂れるのに何分時間掛かるか調べるべきなんだろけど、1000キロくらいは持ってくれないと正直オイル足すのも面倒なので距離優先。

エンジンオイルは純正オイルよりも緩いらしいので一回転前後で十分らしいという情報を見る。

オイルが常時供給されるので少な目でもチェーンが乾くことないだろう。と、若干少な目の排出量になるように3/4回転にしてみたが、今日は最高気温27度と暖かいせいか、10キロ弱試走して確認したら目で見て分かる量(1mm~2mm)が減っていてホイールも多少汚れた。

3/4回転だとちょっと減りが早い気がしたので少し絞って1/2回転にして、その後100キロ走ったら2~3mm程度オイルが減っていてホイールの汚れは皆無だった。
10倍して1000キロで2cm~3cmということになるので、ちょっと絞りすぎかなと思うので3/4回転に戻そうかな。

オイルが緩いせいか1/4回転で結構差が出るなぁ、次はホンダのG2 10W-40を使ってみたいところだけど、今の1Lを使い切るのは何時になることやら…。
結束バンドが黒でスイングアーム部分のが目立つので、白いやつを買って付け替えようかな。

これで北海道ツーリングのときも、予備のオイルだけ持っていけばいいだけになって荷物の削減にもなる。
オイル持ち運び用にナルゲンの250mlのボトルでも買っておこうかな。


※追記

3/4回転にして100キロ同じ道を走ってみたら8mmオイルが減りました。
この減り方だと満タンからでも500キロ前後しか走れるかどうかなので、結局1/2回転に戻しました。
1/4回転緩めるだけで倍以上の排出量になるので、やっぱりオイルが緩すぎて調整がシビアになってるような気がします。

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